新疆でテロか、7人死亡=爆発物積み、群衆に突っ込む―ウイグル人容疑者拘束・中国 8月19日17時3分配信 時事通信 【ウルムチ(中国新疆ウイグル自治区)時事】中国新疆ウイグル自治区のアクス市郊外で19日午前10時半(日本時間同11時半)ごろ、電動三輪車が爆発し、7人が死亡、少なくとも14人が負傷した。ウイグル族の容疑者は現場で拘束された。政府当局者はテロの可能性が高いとの見方を明らかにした。 同自治区の侯漢敏新聞弁公室主任が19日午後、ウルムチ市内で外国人記者団に明らかにしたところによると、容疑者は電動三輪車に爆発物を積み、群衆の中に突っ込んだ。死傷者はすべて少数民族で、大半がウイグル族とみられる。負傷者には重傷者もいるという。 侯主任は、「犠牲者はいずれも罪のない少数民族だった。こうした敵対勢力は新疆の各民族に共通する敵で、各民族は団結してテロ活動を打撃しなければならない」と強調した