日本水連の新会長に就任した鈴木大地氏 日本水泳連盟は23日、東京都内で評議員会、理事会を開いて役員改選を行い、1988年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎ金メダリストで順大教授の鈴木大地氏(46)が史上最年少で新会長に就任した。任期は2年。「選手が幸せになるような体制作りを進めたい」と抱負を述べた。 鈴木氏は記者会見で「東日本大震災では津波で亡くなった方が多く、水泳関係者として何かできなかったかと感じていた」とした上で、「全国民に泳ぎをマスターしてほしい。泳げることで人間としての文化度も上がるし、サバイバルの点からも有益」と述べた。 理事は鈴木氏やシドニー五輪代表で新任の萩原智子氏(33)ら26人。萩原氏は「水泳の普及に取り組みたい」と話した。 関連記事室伏広治、JOC評議員に6/22日本水連、会長に鈴木大地氏就任へ 理事に萩原智子氏も6/21日本水連、萩原智子氏が理事就任へ 会