中国の「もの言う企業家」処分 習氏への絶対忠誠を批判：朝日新聞デジタル
中国の習近平（シーチンピン）国家主席にメディアが「絶対忠誠」を誓う姿を批判した、「もの言う企業家」任志強氏に対し、共産党の北京市西城区委員会は、任氏が党員でありながら「間違った言論で党の政治規律に反した」として「観察１年」の処分にした。 区党委の公式サイトで２日、明らかにした。「観察」は、党員の規律違反では党籍剝奪（はくだつ）に続く重い処分。党の職務から外され、反省を示すかなど党員としての資質を判断される。期間は最も長い２年ではなく、１年にとどめた。 ２月、習氏が国営メディアに党の立場を代弁するよう求めると、メディアが競うように忠誠を誓った。不動産会社会長で果敢な発言で知られる任氏はネット上で、指導者の顔色ばかりうかがうメディアは「人民に見捨てられる」と批判。すると、党系メディアが任氏を「裏切り者」などとする激しいバッシングを展開した。党内でも行きすぎた言論封殺への懸念が出る中、習氏は先月
クラシック音楽の人気曲「ボレロ」、1日に著作権消滅
仏北部リールで行われたモーリス・ベジャール・バレエ団50周年記念公演の「ボレロ」（2004年11月26日撮影、資料写真）。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【5月1日 AFP】クラシック音楽でも指折りの人気曲で、ユニークな構成で知られる仏作曲家モーリス・ラベル（Maurice Ravel）のボレロ（Bolero）の著作権が、仏パリ（Paris）での初演から90年近くが経過する5月1日に消滅する。 ボレロは1928年、ラベルの知人で支援者だったロシア人ダンサーのイダ・ルビンシュタイン（Ida Rubinstein）の依頼を受けてバレエ曲として書かれ、同年11月22日にパリのオペラ座（l'Opéra）で初演された。 曲の進行に合わせてオーケストラの音量が徐々に上がっていくのが特徴で、パターン化されたメロディーと、催眠術をかけるように繰り返されるリズムに困惑する反応があったものの、批
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