香港のヘッジファンドマネジャーであるセス・フィッシャー氏は26日、任天堂の岩田聡社長に宛てた書簡で、任天堂がアップルのスマートフォンや、アンドロイド端末へのゲームソフト供給を開始するよう求めた。フィッシャー氏がCIO(最高投資責任者)を務めるオアシス・マネジメントは、任天堂の株主である。 【フィッシャー氏の主張】 テレビゲーム系ニュースサイト『ゲームスポット』によれば、フィッシャー氏は「任天堂は存在価値を維持するために、消費者の需要や行動、期待の変化に対応していく必要がある」と主張したという。「専用ハードの購入が必要というのでは、消費者向けエンターテイメント・マーケットにおける標準的な需要の原則がもはや当てはまらないことは既に明らかである」というのだ。 ウォール・ストリート・ジャーナル紙(ウォール紙)も、フィッシャー氏の「任天堂は適切なゲーム開発チームのもとで、高収益のゲームを作れると思う