手軽な移動手段として利用が広がっている「電動キックボード」の安全性を確認するためヘルメットを着用せずに走行できる全国で初めての実証実験が23日から都内で始まりました。 「電動キックボード」は、車輪が付いたボードの上に人が立ちモーターで走る乗り物で、現在、「原付きバイク」とみなされ、原則、車道しか通行できず、運転免許証の携帯などが必要です。 これまで全国各地では安全性や利便性について検証するため通常は通行できない自転車専用レーンなどでの走行実験などが行われています。 23日、渋谷区の都道ではヘルメットを着用せずに走行できる全国で初めての実証実験が始まりました。 「電動キックボード」はヘルメットの着用が義務づけられていますが、今回の実験では、国の認定を受けた業者が貸し出す車両に限定し、速度を時速15キロに制限したり、走行範囲を交通量が多い道路を除いた渋谷区など一部の地域に限ったりしてヘルメット