●日常で摂取するコーヒーの量は把握できていないことも 朝食、休憩中、昼食の後など、コーヒーを飲む機会は1日の中でも数回ある。そのため1日に摂取するコーヒーの量が、把握できていな人も少なくないのではないだろうか。 【こちらも】コーヒーが及ぼす心理的作用とは トロント大学がプライミング効果を研究 南オーストラリア大学の研究によれば、1日に6杯以上のコーヒーを飲むと健康に害を与える可能性があるという。とくに、心臓に対する悪影響が指摘されている。『アメリカ臨床栄養学会誌』に発表された研究結果によると、1日に最大で5杯までに抑えるのがコーヒーを健康的に飲む秘訣ということになっている。 ●カフェインと心臓の関係 コーヒーが健康に及ぼす影響についての研究は枚挙にいとまがない。 今回、南オーストラリア大学の研究の対象となったのも、コーヒーに含まれるカフェインと心臓の関係である。カフェインは、コーヒーだけで