前回の記事からだいぶ時間があいてしまいましたが、平成最後ということでひとつ書かせてください。 はじめに 先日登壇した勉強会で「データサイエンティストはエンジニアリングスキルを高めるべき」という趣旨の主張を展開した上で、「エンジニアリングスキルを高めるために競技プログラミングをやっている」と言ったところ、参加者から以下の質問を頂きました。 「競技プログラミングと実務のエンジニアリングはどのように関係があるのですか?」 本記事では上記の疑問に対する自分なりの考えをまとめていこうと思います。 アルゴリズム重視や可読性の低いコードばかりで実務に役立たないと思われがちな競技プログラミングですが、実はいろんな側面で業務に役立つことを学ぶことができます。 今回の記事はエンジニア全般を対象とした話をするので、データサイエンティストでない方にも読んでいただきたい内容になっています。 以下に当てはまる読者には