ブックマーク / chibigori.hatenablog.com (293)

  • 華麗なる賭け - ★気ままに自宅で映画観賞★

    ハイ、またお会いしました。日はあの名優スティーブ・マックウィーンの映画ですね。オープニングの曲、これがジーンとさせます。ノエル・ハリソンの「風のささやき」それと同時に画面がいくつも分かれて、どれ観たら良いんでしょう状態になって、今見ると驚いたりしますね。映画が公開になったのは1968年。良いお父さんが、こんなこんな小っちゃい時でしたね。漫画人形劇を見て笑ってた時期です。それにしてもマックウィーン。華があります。汗臭い西部劇の彼も良いですが、ビシッとスーツを着た彼も決まっていて、ハイ、奥様方も見惚れてしまうんじゃないでしょうか。そんな彼は大金持ちなんですが、スリルを求めて大金をせしめようとするんですね。日でもこういうことがよくあります。先生と言われる人、よくニュースに出て正当な金だとすぐ言いますね。お相手のフェイ・ダナウェイとの駆け引きも良かった。ではサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

    華麗なる賭け - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 007 / 私を愛したスパイ - ★気ままに自宅で映画観賞★

    ボンドシリーズ10作目となる記念映画は、今見てもスパイアクションに恥じない作りとなっていて、十数年ぶりに再見しましたが、洋画の凄さを改めて感じましたね。ただ、久しぶりだったので覚えているのはボンドカーのエスプリくらい。水中も走れる車は当時だと相当なインパクトがあったんじゃないかと思われます。後にオークションに掛けられた水中潜行モデルは8,000万超えで落札されたとか。現在だったらCGなんでしょうけどね。映像自体は年代からして多少の粗さは感じられるものの、不満の領域ではありません。それどころか物なのかセットなのかというスケールに驚かされます。ちなみにこのシリーズも前作同様お気に入りで9割がた揃っています。主演は三代目ボンドのロジャー・ムーア。作公開は1977年ですが、2017年に89歳で彼は亡くなっております。ダンディなボンドって感じで好きでしたね。古き007を堪能しましたよ。 🦍

    007 / 私を愛したスパイ - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 明日の記憶 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    荻原浩の原作を半分ほど読んだところで、作の映像が頭に次々と浮かびたまらずDVDを引っ張り出しました。2006年の作は何度か見ていますが、渡辺謙の映画の中でも好きな一に揚げるほどお気に入りでもあります。若年性アルツハイマーを描いている作は、決して軽い映画ではなく渡辺のリアルな演技もあってかつい胸が熱くなる。過去には何度か泣かされています。特に喜怒哀楽が見事でまるで当に患ってしまったかのようです。映画化された経緯も渡辺自身が原作を読み映画化を熱望する手紙を荻原浩に送ったと言いますから意気込みが違いますね。第30回日アカデミー賞で作は優秀作品賞。渡辺謙は最優秀主演男優賞を受賞。もちろん役の樋口可南子も忘れてはいけません。優秀主演賞の彼女も無くてはならない存在で、その演技は渡辺と共に評価したいですね。忠実に再現されていますが、原作はどんなエンディングなのか楽しみですね。 🦍日の

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  • アメリカン・アウトロー - ★気ままに自宅で映画観賞★

    モノホンのウエスタンとは路線が違うようにも思えますが、とにかくテンポが良くて軽快な西部劇です。2001年の作は94分と時間も短め。だからこそ凝縮されているのかもしれません。ロマンスにお笑いもあって、とにかくホッコリ見られるので西部劇はどうもと距離を置く人にもおススメ出来そう。話も単純で分かり易いですからね。描いているのは南北戦争終結後のアメリカ南部。のっけから派手なドンパチで沸かせます。短時間で魅せますからこの辺りも痛快。やるかやられるかと言った、西部劇特有の緊迫した雰囲気こそありませんけどね。とにかくリラックスして楽しめる映画です。主演はコリン・ファレル。なかなかの好青年って感じで、存在感もバッチリ。そして、007の四代目ジェームズ・ボンドを演じたディモシー・ダルトン。こちらも独特の雰囲気で魅せてくれます。その風貌から見覚えがあるけど誰だっけ状態が延々と続いちゃいました。 🦍日のゲ

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  • スローなブギにしてくれ - ★気ままに自宅で映画観賞★

    何度か見ている映画ですが、今回新たに気付いたことがあります。それは流れる楽曲がすべて南義孝のものであること。主題歌だけだと長年思ってたんですが、このところアルバムを聴き込んでいたせいかピンと来ました。片岡義男の短編青春小説が原作ですが、正直、初めて見た時はよくわからなかったんですよね。それが回数を重ねるごとに各々の苦悩や人との関りなどが、味わい深く見えて来て、年齢と共にその良さがわかる不思議な映画の一つかもしれません。浅野温子の初主演作で掴みどころのないキャラをうまく演じていますね。すっぽんぽんも見どころです。そして忘れてならないのは、山崎努です。これがいい味出してるんですよ。さすがの演技で引き付けられる。公開は1981年ですからかれこれ40年も前になるんですね。昭和テイスト満載の青春の一ページ。二時間越えですが、この不可解とも思える人間模様を味わってみては如何でしょう。 🦍日のゲスト

    スローなブギにしてくれ - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 永遠の門 ゴッホの見た未来 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    とにかく淡々と時間が経過していく感じで、ふとこれは映画なのかと思ったりも。ゴッホの晩年を描いた作品ですが、今回は頑張って字幕で観ました。というよりも字幕しかなかったので。台詞の応酬にたいなシーンもなかったので割り方画面に集中することが出来ましたね。ゴッホ。名はフィンセント・ファン・ゴッホというらしい。そのゴッホを演じたのがウィレム・デフォー。スパイダーマンで悪役を演じた方ですが、これがまたフィットしてて見入ってしまいますね。だんだん人に見えてくる。もちろんゴッホを直接見たことはありませんが、演技の妙というやつでしょう。そんな表情を捉えるべく作はアップの映像が多いような気もしました。それと、ゴッホの目線なのか、半分がややぼやけたような映像も特徴的です。絵を描いても売れずに金がない。まさか後に凄い金額で取引されるなんて夢にも思わなかったでしょうね。皮肉な話です。 🦍日のゲストページ

    永遠の門 ゴッホの見た未来 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • アナコンダ2 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    蛇と言ったらやっぱりザ・コブラかしら。トンボを切ってスミスに場外に放り投げられる。謎のアストロノーツよ。この辺、知らない人はスルーしてね。それにしても長いわ。それに太い。思わずこんなの無理~って叫びたくなるのが2004年の映画ね。ホントは1から見たかったんだけどサメのと一緒かなって。見て思ったけどたぶん話は続いてないわね。それとお昼過ぎにやるやつなんて期待半分だったのよね。でも、意外と話自体は悪くなかったわ。ディテールも期待以上って感じね。あくまで主役は蛇なんでしょうけど、人間関係もそれに負けてなかったから、良い感じでバランスが取れてるって感じ。それぞれのキャラがしっかりしてるから分かり易いの。やっぱりバカはバカ、悪は悪ってのがいいわね。蛇の恐ろしさは十分描かれててスリリングな時間を楽しめたわ。と言っても、何よりも怖いのは人間の欲が一番じゃないかって思っちゃったわね。 🦍日のマイページ

    アナコンダ2 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • ディープ・ブルー2 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    作の公開は2018年。名目上は2となっておりますが、続編でもなくどちらかと言うとリメイクに近い感じ。一作目のチープな部分をもう一度撮り直すことによって、さらにクオリティのアップを図ろう。そんな意図が感じられます。前作から9年が経過してますからね。さすがにサメの映像などは良くなっていますよ。アップしたのは映像だけでなく今回はしっかりした谷間にも注目していただきたい。ストーリーなどについては、ほぼ前作と似通った感じなので安心して見られる分、新鮮味は正直薄いです。でもそこは役者のキャラや、視線を他に集中させることでそれほど退屈でもなかったですね。時間が短くなったのも理由の一つにあるかもしれません。20分ほど短縮されてるので、無駄な時間もあまり感じられずテンポも悪くない。この手のシリーズ物は大抵一作目がと言われますが、この映画に関してはむしろ2の方が映像がいいのでお勧めかも。 🦍日のマイペー

    ディープ・ブルー2 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • ディープ・ブルー - ★気ままに自宅で映画観賞★

    金字塔『ジョーズ』のまがい物を彷彿させるオープニングだが、時間と共にそれは払拭されていく。1999年の作はアルツハイマーの研究のためにサメを飼育している、ただのサメハンターのストーリーと異なる点が視点の矛先を上手いこと変えているのだろう。しかし、研究のために巨大化させた脳のせいでサメの知能は上昇。ここからはサメ対人間のバトルが始まる。現代の凝った映像と比較するとどうしてもチープに見えてしまうあたりは、時代や製作費を考えると致し方のないところではあるが、施設からの脱出劇も加わってなかなかスリリングな時間を楽しめる。何よりこの猛暑連発の最中には涼と言う一文字を感じさせてくれる。もろん恐怖もあるが、一番はふんだんに映る水だろう。サメがいなければ飛び込みたい。そう思う地域の方は多いはず。サメの映画は多々あるが、これもチャックしておくべき作品の一に加えてもいいのではないだろうか。 🦍日のゲス

    ディープ・ブルー - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 新・極道の妻たち - ★気ままに自宅で映画観賞★

    よくわかんね~映画はぬるま湯で茹でてるうどんみたいで、煮え切らなくて困るぜ。そこへ行くとこういう任侠物は、やるか、やられるかだから分かり易くってイイ。このシリーズは主演は誰であれ全部揃ってるけど、なんて言っても志麻さんだろうな。凄みもあるし色気もある。オレ的には一番相応しいって思ってるよ。それとかたせ梨乃だな。彼女も色気たっぷりでさ。シリーズによっちゃ敵になったりもするけど、今回は暴力団お抱えの弁護士役。黒いストッキングが溜まりませんがな。もちろんこういう映画だからさ。プルンもあるぜ。こんにゃくゼリーじゃねーぞ。って言っても、今回のはかたせ梨乃は脱がね~けどね。違うやつはしっかり脱いで披露してくれるのもあるから気になるんだったら探して見なよ。セクシャルバイオレットの桑名正博も風貌が違うから最初誰だかわからね~くらいだけどさ。最後までいい味を見せてくれてたよな。 🦍日のゲストページ🦍

    新・極道の妻たち - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • DUNE/デューン 砂の惑星 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    なんだか面白そうって、前から一度見てみたかったのよね。でも二時間半もあるから迷っちゃったわ。ハマれば良いけどそうでなかったら砂嵐の世界で眠るだけですもん。昔TVで巨人の惑星ってのがあって夢中で見てたことがあったけど、そんな怖さもないし、強いてあると言えば砂だけだから正直期待外れ。一言でいうとサンド・ウォーズって感じかしら。抑揚があるわけでもなし、途中で瞼が重くなっちゃったけど、なんとか最後まで頑張ったわ。もうここまで来たらどんなエンディングになるのか気になるじゃない。と思ったら終わらないのってがっかりだわ。当然続編も出来るみたいだけど、指輪の話じゃないけど見る気も失せるわ。映像化は困難とされる小説みたいだから撮影は大変だったんだろうなってのは見ていて思ったわ。なんでもこれで五回目の映像化になるんだとか。そのくらいだもの、見終わったあとに感動と言う余韻が欲しかったわね。 🦍日のマイページ

    DUNE/デューン 砂の惑星 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • Dear Friends - ★気ままに自宅で映画観賞★

    原作となったのはケータイ小説なんだとか。ネットに小説を揚げている私ですがケータイでは読まないのでさっぱり存じておりませんでした。さすがにケータイ小説って言葉は知ってますけどね。2007年の作はまさに北川景子の独り舞台。ジャケットは二人で映ってますが、映画内では9対1くらいの比率を感じます。締まった尻に細い足、サラサラの髪を存分に披露して、極めつけは整った顔です。好きな人なら、いや好きでなくてもつい見入ってしまうほどで、たまらんウィッシュと声が出そうです。清楚な感じも彼女の魅力なんでしょうが、作ではやりたい放題のぐれた娘。この悪っぷりが妙にハマってて、異様な存在感を漂わせてくれる。だから他の役者は当然影が薄くなる。物語的には感動と言えるのでしょうけどね。正直なところ不完全燃焼で残るのは北川の悪っぷりで、ラストの方はおまけにも思えてしまうほど。いずれにしろ良い女は絵になる。 🦍日のマイ

    Dear Friends - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • ポセイドン - ★気ままに自宅で映画観賞★

    かなり昔に見たので再視聴となった今回は新鮮に見られました。題名からお分かりになるように、名作ポセイドン・アドベンチャーのリメイクになります。しかし、30年も経過しているためCGを駆使した映像は圧巻と言う二文字が相応しく、憧れている豪華客船の旅を断念させるには十分です。98分の上映時間も緊張を緩ませなくて良い。2006年の作は第27回ゴールデンラズベリー賞の最低リメイク賞にもノミネートされたらしいですが、個人的にはオリジナルでは表現出来なかった迫力ある映像に加え、必死の脱出劇など評価したいところです。悪い言い方をすれば、時間も短いのでとにかくドタバタして、考える間を与えない見せ方なのかもしれませんが。じっくり噛みしめるのならば、オリジナルのアドベンチャーがおススメかもしれませんね。つい最近も船舶の事故が話題になりましたが、何事もなくこういった話は映画だけで観たいと思いましたよ。 🦍日の

    ポセイドン - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 天国は、ほんとうにある - ★気ままに自宅で映画観賞★

    歌舞伎町にあったなどと言う話は別にして、おそらく一度や二度は誰かしらと論じ合ったのではないか。科学で説明できないことは否定する人間もいるが、科学で説明できないことがあるのも事実。今回の事実に基づいた物語ではまさにその一例だろう。もちろん人間によってその受け方は様々なため、はっきりとした答えなど見出せるはずもないが、年末近くに空を飛ぶトナカイを見たという人が皆無だとしても、一人や二人ではない臨死体験については否定しづらいのも事実ではないか。2014年公開の作は宗教的な要素が強いにしても、何か心洗われるような清々しい風を感じる。曖昧でしかなかった世界がより現実味を帯びてくるから不思議だ。2010年に出版され紙媒体の売上が1億部を突破しているという原作を読むのも一考だが、映画ファンとしてはやはり映像で楽しみたいところ。99分と比較的短い映画なので、一度昼寝を我慢して見てみたらどうか。 🦍

    天国は、ほんとうにある - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • 無頼 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    二時間半という時間が一瞬視聴を躊躇させましたが、見始めるとその時間は意外と短く感じましたね。いわゆる任侠物ですが、少々ミルクでも加えたかのようにマイルドな仕上げになっていて、比較的リラックスして見ることが出来ます。もちろん銃撃された跡などの見せ方は結構生々しいので、バーゲン以外の出血大サービスが苦手な方にはあまりおススメは出来ないかもしれませんね。上映時間の長さの理由は幼少期から還暦あたりまでの主人公の生きざまを描いてるからなんでしょう。次から次へと時代は変化していきますが、戸惑うよりもむしろ良い変化が付いていて、これが時間をより短く感じさせているんでしょう。ずっと腑に落ちなかったのは主人公の役者。名前が全然浮かばない。でも何となく見たことがある。まるでしばらくぶりに街で再会した人のようです。この人の存在も映画をマイルドにした一つの要因でしょうか。お時間のある方は是非。 🦍日のゲストペ

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  • ピンポン - ★気ままに自宅で映画観賞★

    元となったのは漫画らしいんじゃが、全然知らなかったの~。遠い昔の青春をもう一度と選んでみたんだが、この2002年の映画に関しては心が空回りしたわい。ちょうどいつ取り替えたのかってお茶を飲んだ気分でさっぱり味が分からない。出がらしだからそれでも多少は味はするけどな。いうなればこれも成功物語なんじゃろうが、主人公がふざけ過ぎていて響かんのじゃよ。卓球の先生もそうだな。漫画じゃ笑えるのかもしれんが、リアルさを見せる映画じゃ茶を濁すようでいかん。どうせなら完全なコメディにして球が消えるとか相手のラケットをするりと避ける魔球でも出してもらいたかった。天井近くにまで飛び上がるなんてものあるかの。漫画を実写にするとダメだという典型的な例を示したという点では、この映画の存在もあるわけだが、いっそのことあと30分削っても問題はないし、逆にスッキリした分、のど越しが良くなるんじゃないかな。 🦍日のゲストペ

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  • CURE - ★気ままに自宅で映画観賞★

    漂わせる独特の雰囲気からか脳に刻み込むような印象を与えてくれる映画でした。公開は1997年。ジャンルはサイコ・サスペンススリラーで、何となくあの「羊たちの沈黙」に似た空気を感じます。身の毛がよだつという表現ではなく得体の知れない恐怖がしっくりくるでしょうか。とにかく謎めいていて率直に脚が良いと思いましたね。じっくりと見ている側を引きずり込んでいく怖さが下手なメイクのホラーよりも上質です。主演は役所広司。「孤狼の血」とはまるで真逆な刑事を演じます。肌の張りも良くて輪郭もスッキリしています。年代こそ違えどどちらも役所の魅力は感じることが出来ますね。そしてジャケット右下に写る萩原聖人。一見掴みどころがなくて地味なんですが、いい存在感を出していて、ほぼ役所を萩原の二人の世界と言っても過言ではないでしょう。これにて一件落着とホッと一息つかせないところもサイコらしくて良かった。 🦍日のゲストペー

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  • 赤い殺意 - ★気ままに自宅で映画観賞★

    ジャケットはカラーですが、編は久々のモノクロでお国言葉と1964年の古さが重なって、ところどころ外国語のようで聞き取れません。ヘッドフォンのボリュームは大き目なんですけどね。従って雰囲気で見る感じです。原作は藤原審爾の小説。しんじと読みます。いろんなジャンルを書くので小説の名人と言われたそうで、今回の作品はサスペンスといったところでしょうか。昔の田舎の日常。そんな雰囲気を感じるオープニングで主演は時代劇でおっかさんのイメージがある春川ますみ。ふくよかな彼女が濡れ場を演じます。ただしモノクロで時代も時代ですから描き方は今とは異なって控えめです。撮影にしても今見るとカメラの使い方など新鮮な感じもしますね。それと二台目黄門様の西村晃と太陽にほえろの山さんこと露口茂で、どちらも当然のことながら若々しいです。その他にも懐かしい顔ぶれが登場します。何度か見て良さがわかる映画でしょう。 🦍日のマイ

    赤い殺意 - ★気ままに自宅で映画観賞★
  • サイレンス - ★気ままに自宅で映画観賞★

    原題はHUSH。今回の作品は聴覚、言語障害を持った女性作家の話で、ジャンルはホラーとなります。劇場公開されず配信のみではありますが、佳境に入ってかはほとんど台詞が無く、あるのはただならぬ緊迫感と僅かな音だけ。もっともこの音に関しては彼女には全く聞こえないわけですから、その恐怖は想像をはるかに超えるものでしょう。見ている方が不安でつい助けに行きたくなってしまうほど。実際この局面で行けるのか自信はありませんけどね。それと外国ですから銃は無いのかと何度も思ってしまいました。銃器問題などが騒がれますが、このような状況下に置かれたらまず頼りになるのは銃かもしれない。とは言え、きっと彼女もそんなのは要らないって言うんでしょうけどね。81分と時間的には短いですが、見応え度はかなりのものでとにかくリアルな恐怖を感じ続けます。いったいどうなるんだ。最後の最後までハラハラの連続でしたよ。 🦍日のゲストペー

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  • サイトレス - ★気ままに自宅で映画観賞★

    前回の韓国版はないかしらって探していたんだけど、結局見つからなかったので、似たような感じのこれを選んでみたわ。やっぱり盲目の女性が主人公。でも、むこうは事故で、こちらは事件だから気の毒よね。突然見えていたものが見えなくなるって想像も出来ないけど、そのパニックぶりがよく描かれていて、見ている方も辛かったわ。映画そのものは私たちに映像を見せてくれるんだけど、有名バイオリニストだった彼女のイメージも反映されているから不思議な感覚で見ることが出来るの。まさにサイコスリラーって感じね。鳥は何色が良いって介護士に訊かれて、彼女が答えると鳥の色が変わったりするんだもの。ちょっと驚いちゃったけど、その時に感じたの。そうかこれは彼女のイメージなんだって。そこから徐々に掛かっていた靄が消えて行って見えなかった山々や湖が見えてくるって感じだけど、この辺りからは一層怖さが増して行ったわね。 🦍日のマイページ

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