相談相手は「お母さん」という若者が増えている。 背景には、友達とは本音で話せない、相談はできないという若者の増加がある。 (中略) 早稲田大学の石田光規教授は、「安心できる人間関係を築きづらくなった結果、相談できる相手は家族という若者が増えている」と指摘する。 内閣府のデータを基に石田教授が作成した下図は、悩みや心配事の相談相手として母親または友達を選んだ若者の比率を表す。00年代半ばから、友達に相談する人が減り、母親に相談する人が増えていることがわかる。 「昔ならお母さんに相談するのはちょっと恥ずかしいという空気があったが、今はむしろ友達に相談するほうが難しい。それだけ若い人は安定した人間関係が築けず、友達と深い話ができなくなっている。大学生はけんかをしなくなったといわれるが、学生たちにその理由を聞くと、『修復する機会がなさそうだから怖くてできない』と言う」(石田教授) 全文はソースにて