Mavenはビルドの際、プロジェクトが依存するライブラリ(ディペンデンシー:Dependency)をリモートリポジトリから自動的にビルド環境にダウンロードしてクラスパスにセットします。この機能のおかげで、入手したMavenプロジェクトを、どこでもビルドできるようになります。 これらの全体メカニズムについては、「Mavenを使った開発」を参照してください。 ここでは開発者やチームで、どのようにして依存ライブラリを管理するのかについて紹介します。 まず最初にディペンデンシーの記述の仕方、そして後半ではチームで開発を行う際のディペンデンシー管理について説明します。 ディペンデンシーの記述の仕方 ディペンデンシーはpom.xmlに記述します。 基本書式は以下の通りです。 <dependencies> <dependency> <groupId>log4j</groupId> <artifactId