先週は,JAXBを用いてXMLのスキーマからJavaのクラス生成ができることを紹介しました。そして,生成したクラスを使用してXMLドキュメントからJavaのオブジェクトを生成させました。 XMLのスキーマとJavaのクラスを対応させることをバインディング,XMLドキュメントからJavaのオブジェクトを生成させることをアンマーシャリングということも紹介しました。 今週はアンマーシャリングの逆,マーシャリングを行ってみます。つまり,JavaオブジェクトからXMLドキュメントを生成します。 先週使用した,複数の名前を表すスキーマを今週も使用しましょう。XML Schemaで表したスキーマを次に示します。 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?> <xs:schema version="1.0" targetNamespace=