キュア・アップはこの5月、慶応義塾大学医学部内科学(呼吸器)と共同で開発を進めてきたニコチン依存症治療用アプリの治験を完了し、アプリの有効性を確認したと発表した。禁煙外来を受診する患者を対象に、患者用スマホアプリ、医師用Webアプリ、患者用の携帯型CO測定器を24週間使用したところ、アプリを利用していない患者に比べて、継続禁煙率が高いなど、禁煙継続の効果があった。 同社は薬事申請し、2020年3月の承認、保険適用を目指す。治験調整委員長を務めた慶応大学医学部内科学(呼吸器)教室の舘野博喜氏は2018年12月に開催された米国胸部学会会議で、この治験結果を発表した。 同社の佐竹晃太社長によると、禁煙外来診療は全国の医療機関で行われているが、治療開始1年後に7割以上の患者が再喫煙している。課題は、ニコチン依存症における身体的依存は禁煙補助薬による効果を期待できるが、心理的依存に効かないことだとい
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