治療を嫌がる子供が静かになる ARやVRの利用に効果あり 株式会社BiPSEEは、AR/VR技術を活用した子ども向け治療支援システム「BiPSEE医療XR」の2019年1月から実施していた導入試験が完了した旨を発表しました。体験者アンケートでは、4歳以上は全員夢中になり、AR/VRで治療体験の質が向上するという結果が明らかになりました。 「BiPSEE医療XR」は、ARとVRを組み合わせた小児対象の治療支援システムです。治療中の子供にゴーグルをかけてもらい、現実の世界から段階的にAR、VRへと環境が変化することで、子どもの「想像する力」「想像を楽しむ力」を引き出して、没入感を高め、治療から気を逸らせることを目的としています。今回、子どもたちは魚がたくさん泳ぐ海中の世界を体験するコンテンツを体験しました。