「CMをつくる仕事」「広告のキャッチコピーを書く仕事」といった華やかなイメージから、就活生に根強い人気を誇る広告代理店の仕事。 とはいえ、現在の広告代理店で重視されるのは広告を制作したり、配信したりすることだけではない。 クライアントの製品・サービスが売れる仕組みを考えたり、時にはその会社の存在意義さえをも再定義するようなマーケティングプラニングの仕事の重要性が高まっている。 大手広告代理店・博報堂で働く喜田村夏希さんは、「マーケティングプランナー」として活躍する。 製薬会社やコンサルティングファームを経て現職に至る彼女は、「マーケティングプランナーの仕事は時代とともに変化する」と語る。 なぜ、クライアント企業にとって部外者である広告代理店が、マーケティングに携わるのか。転職を経験してきたからこそ知っている、マーケティングプランナーという仕事の本質をひもといていく。
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