更年期についてニュースや番組で伝え続ける中で、当事者のみなさんから多く寄せられるのが「助けてくれる医療機関が見つからない」という声です。 医療過疎地の話ではありません。首都圏や人口規模の大きい地方都市に住む人たちが「いくつもの医療機関を転々としている」「病院探しに疲れ果てた」と訴えているのです。 一体何が起きているのか。そして、更年期症状が現れたとき、どうすればいいのでしょうか。2人の当事者たちの声から考えます。 「#みんなの更年期」取材班 寄せられた声①「必要な医療を受けられない」人口40万の地方都市でも… 「更年期は隠さなければならないことではないので」。 そう語って取材に応じてくれた平山久美さん、50歳です。 更年期医療をめぐる地方の現実を知ってもらいたいと投稿フォームに声を寄せてくれました。 平山さんは6年前、10年以上すごした東京から実家のある関西に移り住みました。 専門職として
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