「医療情報をベッドサイドへ持っていきたい」――。倉敷中央病院は、こうした考えの基に「DR2GOプロジェクト」と呼ぶプロジェクトに取り組んでいる。プロジェクトの具体的な取り組みについて、同病院の総合診療科主任部長の福岡敏雄氏が展示会「国際モダンホスピタルショウ2019」(2019年7月17日~19日、東京ビッグサイト)において、「DR2GOプロジェクト 『リモート』から『エンゲージメント』を目指して」と題して講演した。 2018年5月から実証を開始した「DR2GOプロジェクト」では、米アップル(Apple)のタブレット端末「iPad」を医師に配布した。実証で利用できるサービスとしては、クラウドのレントゲン画像などをタブレット端末などで閲覧できるアプリ「Join」のほか、文献データベースや電子ジャーナルのサイトの参照がある。この他に、コミュニケーション・ツールとしての「Office 365」や
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