開発現場は日々の仕事の場であるとともに、学びの場でもある。先輩エンジニアが過去に直面した困難の数々、そこから学んだスキルや考え方を紹介する。 こんにちは。アクセンチュア・テクノロジー・ソリューションズ(ATS)の新楽です。 最初に立てたスケジュールどおりにプロジェクトが進行せず、だんだんと遅れていく……。そんな経験はありませんか? 今回は、すでに稼働しているシステムへの機能(サブシステム)追加開発プロジェクトでの経験を基に、プロジェクトのスケジュール管理の難しさについてお話しします。 初めてのプロジェクト憲章 このプロジェクトの規模は約100人/月で、与えられた期間は約6カ月。正直、スケジュールはタイトでした。もっとも新規開発ではなく、すでに稼働しているシステムの追加開発ですので、アーキテクチャもアプリケーションも本番環境で稼働していました。まったくの新規開発プロジェクトと比較すると、スケ
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