パキスタンのモハンマド・サディク駐アフガニスタン大使はロイター通信のインタビューに、アフガンの反政府武装勢力タリバンの幹部がパキスタンからカタールに渡航するのをパキスタン政府が支援したと述べた。同通信が25日、報じた。 現役のパキスタン当局者が、同国にタリバンのメンバーが滞在したことを認めるのは極めて異例。どのように渡航を支援したのかについては言及を避けた。 タリバンは交渉担当者をカタールに派遣し、米国との捕虜交換協議を進めていたが、3月に米国が合意内容を実行していないとして協議を中断している。(共同)