企業が従業員に強いる意味不明なルールの最たる例が「副業禁止規定」です。最近では一部の上場企業の中でも副業を容認する動きが見られていたり、専業禁止なるモットーを掲げる企業が脚光を浴びたりと、副業が受け入れられる土壌形成の兆しが見えなくもないですが、依然として副業はNGという考え方が企業の側にも従業員の側にも「蔓延」しているのが実状です。 僕が経営する(株)フィードテイラーは、iOSアプリ開発(代表作に天気予報アプリのそら案内など)を生業とするいわゆるIT企業ですが、副業禁止にはしておらず、むしろ副業を推奨しています。別に話題性のために禁止しないわけではなく、副業について「真剣に」考察した結果、「副業禁止規定」に法的根拠があるとは思えず、論理性も欠落していて時代錯誤な悪習でしかないと結論づけざるを得なかったので、そうしています。加えてプラス効果も見込めるため、副業容認から一歩踏み込んで「副業推