「mixi」の生みの親として知られる“伝説的な”エンジニアである衛藤バタラ氏。ミクシィの取締役CTO(最高技術責任者)から技術顧問に退いた後、2008年2月に「えとらぼ」を設立し、2009年7月からはインターネット上で写真を管理・共有する「Ficia」を始めている。バタラ氏に起業の経緯や今後の狙いについて聞いた。(聞き手は島田 昇=日経コンピュータ) 「Ficia」とはどのようなサービスなのか。 大量の写真をインターネット上で管理・共有できるフォトストレージ・サービスだ。ストレージ機能だけではなく、ブラウザベースで動く写真閲覧・管理の機能も備えている。専用のクライアント用ソフトをインストールしておけば、例えばSDカードのような外付けディスクをPCに差し込むだけで、写真を自動でアップロードすることもできる。 閲覧を非常に容易にしている。例えば、2万枚といった大量の写真を管理していても、それら
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