アルツハイマー病の治療は可能か? スタンフォード大学教授が挑む、認知機能改善の可能性 新たな認知症療法の開発 2020年10月、ヘルスケア分野の新たなイノベーションと出会える、日本随一の英語ピッチ&パートナリングイベント「HVC KYOTO 2020」が開催されました。グローバル展開を目指す国内外の研究者やベンチャー企業から20名以上が登壇し、ヘルスケア部門の新技術についてピッチと講演を行いました。本記事では、スタンフォード大学 脳神経外科・神経内科 教授のMehrdad Shamloo氏による招待講演「新たな認知症療法の開発」をお届けします。Shamloo教授が、いまだに完全に治す方法はないとされている認知症について、研究の成果を紹介しました。 ※本稿はスタートアップの起業ストーリーの一環として、HVC KYOTOでの基調講演を元に書き起こしています。学術的な表現、数値などについてはSh