千葉県我孫子市の市立中学1年の女子生徒(13)が8月、学校でのいじめを理由に2度にわたり自殺を図っていたことが31日、関係者への取材で分かった。学校や市教育委員会は、陰口などの行為を認め、加害生徒とともに女子生徒側に謝罪したが、いじめに当たるか、自殺との関係は調査中という。謝罪後もいわゆる「LINEいじめ」があったといい、女子生徒は登校しているが教室には行っていない。 【青森】女子生徒死亡、LINEで中傷か 女子生徒の両親によると、女子生徒は8月18日夕、自室で「死にたい」などと記した日記を残し、カッターで右手首を切ろうとしたところを両親が発見。22日夕は、母親の携帯電話に「ママごめんなさい。もう消える」などと自殺をほのめかすメールを送信。両親が付近を探したところ、自宅近くの公共施設で、カッターの刃を右手首に当てている女子生徒を発見した。両親が制止したため、女子生徒にけがはなかった。