2018年度(平成30年度)公立図書館における蔵書構成・管理に関する実態調査報告書 全国公共図書館協議会では、2018年度・2019年度の2ヵ年計画で、公立図書館における蔵書構成・管理に関する調査研究に取り組んでいます。 デジタル・ネットワーク社会の本格的な到来は、図書館サービスの基盤である蔵書を巡る状況にも影響を及ぼしています。 情報量が飛躍的に増大する中、従来の印刷資料だけでなく多様な情報源にアクセスできる環境を限られた予算でいかに整備していくか、各図書館で再検討することが求められています。また、毎年増え続ける蔵書への対応を迫られ、保存スペース(書庫)狭隘化の問題を抱える図書館も増えており、どのような資料・情報を収集し保存するかということが、公立図書館共通の課題となっています。 このような状況を踏まえ、全国公共図書館協議会では、調査・研究事業の一環として、2018年度・2019年度の2