我々の日常生活は、資本主義経済というやつに深く深く侵食されてしまっていて、“楽しみ”なんて金で買わなきゃいけないような気がしている。 知的好奇心とかいうものを満たすために、電車に乗って街に出て、書店やCD屋をまわってくるのを趣味にしている人も多いだろう。 が、その回数を減らして、地域の図書館に行ってみるのはどうか? 確かにCDやビデオやDVDはそんなに品揃えがいいわけじゃない。雑誌もそれほどあるわけじゃないが、でもそこそこある。新聞もあるし、本については、書店より充実している。借りることしかできないが、そのほうがむしろ、資源のムダも省けていいかもしれない。 なによりも、タダだ。街中のように座るだけのために、茶代を払う必要もない。 こういった社会福祉施設は、我々の払った税金で運営されているんであって、基本的に書店やCD屋とはまったく別のテリトリーなのだ。税金の元を取るためには、ないCDは入荷