音楽・映像の大手会社キングレコードは、アニメ関連映像・音楽や声優・アーティストなどの事業を行ってきた「スターチャイルド」を1月31日をもって終了する。1月29日、キングレコードの公式サイトにて告知された。 発表によれば、スターチャイルドは新組織のキング アミューズメント クリエイティブ本部と移行する。スターチャイルド公式サイト「すたちゃまにあ」も順次終了し、関連作品・アーティストの情報もキングレコード公式サイトに移行する。「スターチャイルド」のレーベルも使用されなくなると見られる。 キングレコードは講談社系の音楽・映像会社で、スターチャイルドは1980年代初頭、その中でアニメ音楽をリリースするレーベルとして設立された。『機動戦士ガンダム』や『伝説巨神イデオン』などのサントラを手がけた。その後は、アニメ映像ソフト、実写映画、声優、アーティストを取り扱うより大きなレーベルに発展した。アニメの企
5月28日に日本の劇場映画としては3年ぶりに中国で全国公開された映画『STAND BY ME ドラえもん』が大ヒットとなっている。公開当初より記録的な興行収入となり、一日の興収では米国ドリームワークスの『カンフー・パンダ2』を超え、中国で公開されたアニメーション映画としては過去最高となった。その後も順調に数字を伸ばしている。 中国本土と香港の映画情報・市場リサーチ会社の芸恩網のまとめによれば、公開から10日目にあたる6月6日までの『STAND BY ME ドラえもん』の中国での興収は4億2359万元で、日本円で86億円を超えた。この金額は、同作の日本国内での興収83.8億円を超える。日本のアニメが国内より海外でより稼ぐ結果になった。 『STAND BY ME ドラえもん』は、藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品として、八木竜一監督、山崎貴監督のもと撮られた。これまで2Dセルタッチのアニメで
文化輸出品としてのマンガ-北米のマンガ事情 第24回 「アメリカのコミックス業界で活躍するジョー・チェン(Jo Chen)の日本デビュー」‐前編‐ 椎名 ゆかり アメリカの大学院でポピュラー・カルチャーを学び帰国後、マンガを専門とする出版エージェント業やアニメ、マンガ関連の翻訳者他、海外マンガを紹介する様々な仕事を行ってきた。 翻訳マンガ:『ファン・ホーム』『メガトーキョー』『ブラック・ホール』『デイトリッパー』他 ブログ:「英語で!アニメ・マンガ」 http://d.hatena.ne.jp/ceena/ . 『In These Words』 今年5月初頭、リブレ出版から第2巻の出た『In These Words』はある意味珍しいBLマンガである。作者は、「Guilt|Pleasure(ギルトプレジャー)」というユニット名で活動する二人組で、原作担当はNarcissus(ナルキッソス)、
一般社団法人日本映像ソフト協会は、衆参両院の議院運営委員会が進めている「国立国会図書館・放送アーカイブ制度」に反対する意見を表明した。6月7日に国立国会図書館総務部総務課に、「国立国会図書館・放送アーカイブ制度骨子(案)」に対する意見書を提出したことを明らかにした。 意見書は、5月31日に開催された制度(案)の説明会を受けたものである。この制度の骨格となる国立国会図書館が独自に放送番組を録画し、保存することに対して慎重な対応を求めた。 国立国会図書館・放送アーカイブ制度(案)は、国会図書館による放送番組の保存機能の強化を盛り込んでいる。これまでの納本制度とは別に、国会図書館が独自に在京テレビ局、衛星テレビ局、首都圏のAM、FMラジオの番組を録画・保存する。 保存した番組は、許可制のもと国会図書館内限定で利用者による視聴が可能になる。ただし、番組の複製は行わない。 放送番組は書籍や映像パ
3月16日、東京国際アニメフェア実行委員会は、3月24日から27日まで東京ビッグサイトで予定していた東京国際アニメフェア2011の開催中止を発表した。3月11日に起きた東北関東震災の影響で電力供給が不安定なこと、交通機関が確保出来ない可能性があること、また余震が続いていることから来場者の安全を考慮した。 東京国際アニメフェアは、2001年より毎年3月に開催されているアニメの大型複合イベントである。新作アニメのプロモーションのための展示場での紹介、イベントのほか、新進クリエイターの紹介、アニメアワードによる顕彰、国際見本市の役割を果たしている。国内で最も注目されるアニメイベントのひとつだが、多くの来場者の集まるイベントということもあり、やむ得ない決定だろう。 今年の東京国際アニメフェアは、災難が続いている。昨年暮れには、東京都議会が青少年健全育成条例改正案を可決したことを理由に、それに反対す
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