SIG-ARG および ARG 情報局では、ARG を含む体験型エンタテインメントを、上図のような複合的な要素により成り立っていると考え、今後はこの観点を踏まえた上で体験型エンタテインメントの分析・評価を行います。 体験型エンタテインメントは非常に幅広い娯楽であり、なんでもその中に包含できてしまうが故に、個々の企画の違いや特徴が分かりにくいという問題があります。様々な企画の多様な面白さの要素を言語化し、また、より分かりやすく可視化する試みと考えていただければ幸いです。 この記事では、最初に要素図の解説をした後に、様々な体験型エンタテインメントがこの図上でどのように位置づけられるのかの例を挙げ、最後に ARG 情報局における「ARG」を定義します。 要素図の解説 もうすこし分かりやすくするために、個々の手法を図の対応する位置に書き入れたものが下図となります。 図にある大きな5つのサークルは、