さて、21世紀の初めごろからエロゲー専門誌に携わるエロゲーライター・佐藤氏(仮名)に、エロゲー業界の現状をざっくり語ってもらうインタビュー連載第2回である(全4回予定。ただし予定は未定)。 出版における発行部数やCD・DVDのオリコンによる数字のような、オフィシャルな売り上げ本数の数字がエロゲーにはないこと、そして景気が悪化していることを語ってもらったが、なぜそんな状況になってしまったのか。そのへんのところを聞いてみた。 ―― 数字に限らず、現場の雰囲気も、元気だったころと比べて寂しくなった実感はありますか? 佐藤「……寂しくなりましたね。というのも、前回の“歴代売り上げ”で触れたような大手メーカーは、市場を変えようとしているんです」 ―― コンシューマーや全年齢版とかですね。 佐藤「といっても、外に出ざるを得ない部分もあるんですよ。エロゲー業界で売り上げを伸ばせる、黒字をちゃんと出し続け
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