【東京ゲームショウレポート】UGCの発生構造及び伝播構造の双方の確立を---ニコ動とai sp@ceのクリエイティブ・ムーヴメントの仕組み 南治氏に続いて登壇したのは、ドワンゴでニコニコ事業本部マネージャーとアニメ事業部副部長を兼任する伴龍一郎氏。「ai sp@ce」でのイベントに本名で登場するので、当サイトの読者の中には実際に(ai sp@ceの中で)会ったことがある人もいるだろう。氏は「昼はニコニコ動画、夜はai sp@ce」の運営に携わっているとのこと。 氏はまずニコニコ動画(以下「ニコ動」)について解説した。現在ニコ動には、ユーザーが製作した動画を視聴した別のユーザーが創作意欲をかき立てられ、さらにまた新たな動画を製作するというクリエイティブなサイクルが出来ているという。またそれに対しコメントが付くことが創作のモチベーション維持に役立っているのだとか。 氏は、ニコ動に投稿される