子供たちにより多くの本に触れてもらおうと、和歌山県立図書館は国語の教科書の“ガイドブック”を製作した。主に県内の小学1~6年生が使っている国語の教科書に掲載されている本や、関連する本などをまとめて紹介している。 同館では3年前、児童書の特別展示の際に教科書に掲載されている本をまとめて案内した冊子を作った。今回は、さらに同じ作家の別の本や関連する本を加えた。また昔話には異なるストーリーも多く、類話も収めたという。 県内すべての小学校と県立学校、市町村立図書館などに配布した。小学校には2部ずつ配り、同館では「これを活用して国語を好きになり、読解力を高めてほしい」と話している。