菅官房長官は記者会見で、山本太郎参議院議員が31日に開かれた秋の園遊会の会場で、天皇陛下に何らかの文書を手渡そうとしたことを明らかにし、園遊会にふさわしい行為かどうかは、本人が常識的に判断することだという考えを示しました。 この中で菅官房長官は、31日に東京の赤坂御苑で開かれた秋の園遊会の会場で、招かれていた山本太郎参議院議員が天皇陛下に何らかの文書を手渡そうとして、近くにいた侍従長が文書を預かったことを明らかにしました。 山本議員の行為について菅官房長官は、「天皇陛下に園遊会のような場で手紙を渡すことがその場にふさわしいかどうかは、参加された方自身が常識的に判断することだ。常識的な線引きはあると思う」と述べました。 また、菅官房長官は記者団が、「手紙の内容は把握しているのか」と質問したのに対し、「何も聞いてない。そういう行為があったということだけは承知している」と述べました。