等時帯を示した世界地図 等時帯(とうじたい)とは、共通の標準時や常用時を使う地域全体のことである[1][注釈 1]。その地域の標準時や常用時を示す際には協定世界時(UTC)との差で示すことが多い。時刻帯(じこくたい)[注釈 2]、等時刻帯(とうじこくたい)[注釈 3]、時間帯(じかんたい)、タイムゾーン(英: time zone; TZ)、標準時間帯(ひょうじゅんじかんたい)ともいう。 船では時刻帯を記述する正負の符号を付けた数字を時刻帯名(じこくたいめい、英: zone description; ZD)といい、経度0度の時刻を用いる時刻帯を 0 とし、これより1時間ずつ遅くなる毎に +1 から +12 まで、1時間ずつ早くなる毎に -1 から -12 までで表す[20][21][22][23]。これは ISO 8601 や RFC 3339 の offset とは逆の符号になる[24]。