さいたま市は31日、同市で昨年4月に開催された「第8回世界盆栽大会inさいたま」の公式ホームページ(HP)のドメイン(インターネット上の住所)が、第三者に再利用され、アダルトサイトにつながる状態になっていると発表した。市は、関係団体にリンクを削除するよう呼びかけている。 市などによると、HPは大会事務局が置かれていた日本盆栽協会が業者に委託して運営。大会が終了し、協会がHPを閉じた後、第三者がドメインを取得したとみられるが、市HPなどにはアドレスのリンクが掲載されたままだった。31日に、市が市民から連絡を受けて判明した。市観光国際課は「外部HPなので把握は難しいが、今後気を付けたい」と話し、同協会の担当者は「HPを閉じた時に市などに連絡しなかったのは申し訳ない。業者と連絡を取り対応を考えたい」としている。