社会保険庁(の職員)や政治家が悪い、とのたまう「ニュース」ばかり目にするのですが、企業や組合のミス、加入者側の手続き忘れ以外が第一義的原因で「名寄せ」できない(と思われる)ケースは果たして何%ぐらいあるのでしょうか。マスメディアは素人レベルの抽象的感情論を垂れ流すのではなく、せめて問題の「理解」(「解決」とまではいいませんが)につながる具体的事実を取材して報道してほしいのですが…。これでは社会保険庁のホームページや総務省の報告書のほうがまだマシです。 Cf. http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071216/plc0712161754002-n2.htm (前略)945万件は、手書き台帳と照合したとしても統合が困難であることが分かった。 (中略)社保庁によると945万件の大半は、(1)社保庁職員のオンラインシステムへの入力ミス(2)加入者が就職