予備校の人気英語講師としてテレビでもおなじみの安河内哲也さんは、文部科学省の有識者会議委員として4技能試験の普及に取り組むなど、長年に渡り英語教育の第一線で活躍しています。「英語なんて言葉なんだ。やれば誰だってできるようになる」「過去の成績は関係ない」といったポジティブな言葉が印象的ですが、学生時代には自身の英語力にコンプレックスを感じ、モチベーションをなくしかけたこともあるのだとか。帰国子女でもなく、長期の海外留学経験もなく、それでも英検1級、TOEIC満点という超ハイレベルの英語力を身に付けた安河内さんに、英語との出会いや英会話レッスン受講の“コツ”をうかがいました。 「英語=カッコいい、憧れ」 でも、学校の成績は× 私は福岡県のド田舎に生まれました。当時はインターネットなんてもちろんなく、英語に触れる機会と言えば、映画くらいのもの。娯楽も少ない時代でしたから、アメリカ映画を見ることが