和歌山市の漁港で選挙の応援に訪れていた岸田総理大臣の近くに爆発物が投げ込まれた事件で、爆発した筒のふたとみられる部分が、現場から60メートル余り離れたコンテナから見つかったことがわかりました。 コンテナの壁にめり込んでいたということで、警察は爆発物の破片が直撃したとみて爆発した際の威力をさらに詳しく調べています。 今月15日、和歌山市の漁港で選挙の応援に訪れていた岸田総理大臣の近くに金属製とみられる筒状の爆発物が投げ込まれて2人がけがをした事件で、警察は兵庫県川西市の無職、木村隆二容疑者(24)を威力業務妨害の疑いで逮捕し、詳しい経緯を調べています。 この爆発物は、筒の両側にふたをして中に火薬を入れた構造とみられ、その後の調べで、ふたとみられる部分が現場から南東に60メートル余り離れたコンテナから見つかったことが捜査関係者などへの取材でわかりました。 ふたとみられる部分は、コンテナの壁の高