米大リーグ機構は19日、今季から導入する試合時間短縮のための新ルールを発表し、投手交代を伴わずに首脳陣らがマウンドへ行ける回数を制限した。対象は捕手や野手も含め、九回までは各チーム6度まで、延長戦に入った場合は1イニングにつき1度行ける。負傷の懸念がある場合などは特例が認められる。 イニング間および投手の交代時間は通常は2分5秒、全米中継の場合は2分25秒と、ともに20秒減った。投球練習は時間内であれば無制限だが、その代わり従来の8球は保障されなくなった。 検討されていた投球間隔の時間制限などは見送られた。(共同)