STR04-C. 基本文字集合にある文字を表すには単なる char を使用する 文字型には、char、signed char、unsigned char の 3 種類がある。処理系は、char を、signed char または unsigned char のいずれかと同じ値の範囲、同じ表現形式、同じ動作をするものとして定義しなければならない。char はどちらに定義されたとしても、signed char とも unsigned char とも異なる型であり、これらの型と互換性はない。 基本文字集合にある文字には、型に互換性があれば、どちらのデータ型を使ってもかまわない。それゆえ、標準の文字列処理関数との互換性を考慮して、文字データを表すには単なる char を使用するのがよい。 ほとんどの場合、単なる char 型に対して唯一可搬性のある演算子は、代入演算子と等価演算子である(=、==、