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  • ネット小説の武術雑感:戦いをハックする武術・ハックされる武術 - 火薬と鋼

    体調悪いので家で大人しくしている。 特にやることがないので昨日のネット小説の最近の武術の描写で気になったことの時に書かなかったことを書いておく。 海法紀光氏による「小説家になろう」系の異世界チート物についての解説 - Togetterと関連する話。 ネット小説には「戦いをハックする」とでも言うべき内容がかなり含まれている。 既存の戦法・戦術に合わせるのではなく主人公だけが知っている手段によって戦いに勝つような話だ。 楽をして勝つ例もあるが、主人公しか思いつかないような苦痛に満ちた手段を選ぶということもある。 そうした内容は戦争を扱った話にもあるが、ここでは武術で想定しているような一対一、あるいは少人数の戦いの話である。 独自の知識・発想・技術によって強敵に勝つというのは格闘技マンガでもよくある話なので、ネット小説固有の話ではない。 しかしネット小説では多数の作品が公開されているので、以前よ

    ネット小説の武術雑感:戦いをハックする武術・ハックされる武術 - 火薬と鋼
    n4o
    n4o 2017/07/04
  • 武術のキャラクター性は使い手から逆算される - 火薬と鋼

    武術に関する情報流通とメディア・創作物について - 火薬と鋼の続き。 武術のキャラクター性についてもっと書いてみる。 武術のキャラクター性は、使い手のイメージから考えられていることが多い。 前回触れた宮武蔵と二天一流以外にもそうした例はある。 例として隆慶一郎『吉原御免状』の柳生新陰流の説明を引用しよう。 柳生の剣は一名『策謀の剣」といわれる。『天下第一の剣」の体面を維持するために、どんな策謀もいとわないからである。 これは伝奇小説らしい策謀家としての柳生宗矩のイメージを反映している。 同じ小説の別な部分ではこういう説明もある。 元来、柳生の剣は攻めの剣である。息もつがせぬ攻撃に継ぐ攻撃で、敵を圧倒し去るのが来の姿だった。 これは作中の攻撃的な柳生十兵衛のキャラクターにあわせて流派の特徴までそういう扱いにしてしまっている。 日のフィクションに登場する八極拳のイメージが李書文の逸話に引

    武術のキャラクター性は使い手から逆算される - 火薬と鋼
    n4o
    n4o 2017/07/04
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