これから紅葉登山のシーズンが本格化し、気を付けなければならないのが、「山の事故」です。高額の救助費用を請求された女性を取材しました。 ■閉山後に富士登山SOS 「足がけいれん」警察が救助 標高およそ2450メートル、北アルプスの大自然が織りなす景観が人気の、富山県の室堂平です。草木は徐々に、黄色に染まり始めています。 紅葉シーズンに向けて、登山者が増えるなか、事故も相次いでいます。 北アルプスの鹿島槍ケ岳では、登山中に滑落した横浜市の40代の女性が12日、搬送先の病院で死亡が確認されました。 10日に閉山した富士山でも、12日午前2時半ごろ、1人で富士山に登っていた46歳の男性から「足がけいれんして動けない」と警察に救助要請がありました。 警察官7人態勢で現場に向かい、およそ3時間後に男性は発見され、病院に搬送されました。 ■白馬岳で「谷に落ちけが」 下山困難で救助要請 7月に白馬岳で登山