大阪市立小中学校の図書館で市の基準に対し蔵書数が30万冊も足りないことがわかり、教育委員会は改善する方針を明らかにしました。 橋下市長と教育委員の協議では、学校図書館の問題が取り上げられ、昼休みなど週に最大20回開くことができる小学校図書館で、人員不足から週4.5回しか利用できない現状が報告されました。 また去年、古い蔵書などを大量に処分した結果、大阪市の基準に対して、小中学校全体で約30万冊、蔵書が不足しているということです。 「今回、図書についてはがく然とした。大阪の学力低下が言われているが、こういう状況なら、さもありなん」(大阪市・橋下徹市長) 大阪市教育委員会は予算を拡充して蔵書数や人員を増やすなどして、図書館の改善を図る方針です。 (11/25 23:53)