「当行の不手際により、お客さまにご迷惑をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます」。イオン銀行は2016年4月22日、イオンカードのキャッシングサービスで、利息を誤って請求していたと発表した。対象契約数は2401件、返金額は約600万円に上る。「事務オペレーション上のミスがあった」(親会社であるイオンフィナンシャルサービス)という(図)。 問題が発覚した時期は、2015年4月に遡る。「利息の計算がおかしいのではないか」という顧客からの問い合わせが発端だ。金融庁の指示を受けたイオン銀行および同行から業務委託を受けて事務処理に当たっているイオンクレジットサービス(ACS)は、過去2年間の全件調査を実施。同年8月に、利息の請求誤りが存在すると確認した。 その後、ACSは調査範囲を2005年8月以降の10年分の取り引きに広げる。大手ベンダーが開発したツールを使って過去データを調査し、201
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