2019年12月17日のブックマーク (2件)

  • 10年

    19歳 高校を辞め、浪人までして独学で受験したが、目標学力には到達せず地元の偏差値50前後の法学部に入る。夢破れて死んだ目をしたまま家と学校を往復する日々、4年間友人は1人も作らなかった 20歳 ネットで出会い厨化し年下と遊んで1年間ほとんど大学に行かず単位を落とす。学歴コンプで成人式に行けず布団の中で泣く日々。死ぬつもりで放蕩し九州の果てまで行くが死ねず、自宅へ戻る。 21歳 現実と向き合い、とにかく今の大学を卒業することを目標にする。学校以外はプラステでゲームばかりしていた。 22歳 2年に単位を取っていなかったので4年になっても64単位残っていたが授業を詰め込み無事卒業。受験生の頃より勉強した。就活していなかったので無職になる。 23歳 就活というものをしてみる。3社受けようとしたが、2社は会社の前で怖気付き帰る。1社は個別説明会でさえろくに話せず、面接で怖くなり会社の前から泣きな

    10年
    n_kasei
    n_kasei 2019/12/17
  • 元カノにかけられた最強の呪い

    かなり時間がたってしまったが浅草のアンヂェラスが閉店してしまった。 嫁さまが騒いでいたけれど、行ったことがない顔でいるしかなかったのは結構苦しかった。 学生から社会人になりたての頃に付き合っていた彼女とは浅草で別れた。 小雨が降るような、やや肌寒い日だったと思う。フロントガラスに水滴が流れていたのを憶えている。 彼女が川端でクルマを止めておもむろにいった。 「あなたはきっと最高の奥さんと結婚する、私が保証する。」 予想もしなかった言葉で呑み込むのに時間がかかった。でも結論は、続く言葉を聞いても別れの言葉でしかなかった。 それまでもすれ違いの連続で、そうなることは必然だったのかもしれない。でも、でも。 僕はすがったけれど彼女の結論は変わらなかった。 あれから月日はたち、子供はいないけれど嫁さまと幸せな日々をすごしている。 幸せだなと思うと、おりおり彼女の言葉を思い出す。 今ではまったく接点が

    元カノにかけられた最強の呪い
    n_kasei
    n_kasei 2019/12/17