27日午前6時ごろ、岡山市東区の住民から、「くみ取り式のトイレを使用中に出産し、赤ちゃんが落ちた」と119番通報があった。レスキュー隊員ら28人が出動し、女児を救出。市内の病院に運んだが、けがもなく無事だったという。 市消防局によると、トイレは和式で、40代の女性が用足し中に突然出産した。女児は、便器と便槽を接続する配管(直径約20センチ)が約1・5メートル下でL字形に曲がった部分に落ちていたという。直接便槽に落ちなかったため、助かったらしい。救出作業には、便器周囲の破壊や床下からの配管切断などで約1時間半かかったという。 市消防局によると、水洗トイレが普及する20年以上前までは、トイレで突然生まれた新生児を救出する例がよくあったという。 最新トップニュース