前回に続いて、人材育成に関しての誤解についての話。 一般的には、教育能力が高い人というのは、レベルの高度なことを教える人というイメージがあります。 例えば、大学院の先生と、小学校の先生とはどちらがレベルが高いと思うか?と聞くと、多くの人は、「大学院の先生」と言うでしょう。 あるいは、コンサルタントで言うと、上場企業の社長さんへ経営を教えるコンサルタントと、零細企業の社長へ経営を教えるコンサルタントではどちらがレベルが高いと思うか?と聞くと、多くの人は「上場企業に対してのコンサルタント」と答えるでしょう。 実際、ギャラも、大学の教授のほうが小学校の先生より高い。また、企業内教育においても、新人に対して教えてい担当者のギャラより、管理職向けに教えている担当者のギャラのほうが高い。 しかし「レベルの高い人」に対しての教育をすることのほうが、ホントに教育スキルは必要になのるのでしょうか? 私の経験