核燃料の再処理工場、26回目の完成延期確実 原燃の準備ずさんで規制委審査難航 22年度上期に間に合わず 原発の使用済み核燃料からプルトニウムなどを取り出す再処理工場(青森県六ケ所村)の完成が、事業者の日本原燃が目指す2022年度上期(9月まで)に間に合わないことが確実となった。完成延期は26回目となる。稼働に必要な原子力規制委員会の審査が難航し、必要な設備の着工時期が見通せないためだ。大手電力各社が支援に乗り出したが、遅れを取り戻せる見込みは立っていない。(小野沢健太)
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