昔友人の漫画家さんから聞いた言葉ですが その人が好きでやっていたゲーム。なんというタイトルだったか忘れました。 色々な「徳」を集めて世界を回るシナリオだったか、ある街に行くと 「あなたは『誇り』がありますか」 と問われ 「はい」 と答えると 「誇りは徳ではありません」 と言われる。 なかなか至言だと思ったものですが、それから十年以上いやもしかして二十年近く?も生きてきて そのセリフの意味するところに、しみじみ笑みがこぼれます。 今回も、少々長い話になります。 お暇な方はお読みください。 いきなり結論から申しますが 「誇り」や「プライド」を抱きしめている人とは、真実を語り合うことは難しいです。 なんでも心置きなくハラを割って語り合えるのは、己のプライドを捨てた人だけです。 これは、ともすると誤解を招く表現で、いささか解説が必要なのですが よく卑劣な犯罪者や、無責任きわまりない人物に対して言わ