鎌田東二編著『モノ学の冒険』という本が最近出た。本屋さんで見つけた。購入するほどに心が惹かれなかったので、立ち読みで済ませた。 あれあれ、井上ウィマラさんも書いている。 以前のエントリーで書いたA先生が、玉城康四郎のダンマの顕現の体験を井上ウィマラさんの説く悟りと混同しているかのような理解に基づいて、玉城仏教の講義をしているように私はそれを聞きつつ感じたわけであるが、それはきわめておかしいことである、と私はこのブログで批判することになった。そうした経緯がある。 そのような訳で、A先生のこの件とは関係しないであろう井上さんに対して、申し訳ないのであるが、感情的に、悪いイメージを持つことになってしまった。 そのような気持ちを持ちつつも、井上さんの書いている箇所を読んでみた。 私も関心がある心理療法や精神医学の知見を披露し、論を展開している。 井上さんは心理療法を学ばれているそうですから、正しく