「カンニングを刑事事件したのはおかしい」なんて的はずれ!京大入試業務妨害事件「犯人逮捕」は間違っていない 玉井克哉東大教授(知的財産法)が緊急寄稿 この事件、もともと私はあまり関心もなかったのですが、ツイッター上で金曜の朝にちょっとつぶやいて外出し、夜帰宅したら、フォロワーさんが数百人増えていて、びっくりしました。賛同の意見のほかに、お叱りやら批判やらもいただき、だいたいは個別にお答えしたのですが、講談社の方からお勧めいただいたので、最も気になった論点についてだけ、書いておきます。 最初にお断りしておかねばならないのは、大学教員として私が入試について見聞したことは何も書けない、ということです。入試業務について何か書く場合、職務上知り得た事項を明らかにすることは許されていません。一般に知られた事実と常識的な推論をもとに書きます。この文章も同じです。京都大学には知り合いもおりますが、その誰かか
「しっかりとした判断に基づいて犯罪をおかした人だったら責任があるけど、精神障害者はそうするための理性とかないから」(←本書を読んで、ぼくが乱暴にまとめた) これは納得できなーーい! と考えて、著者の佐藤直樹は「精神障害者の刑事責任」の研究をはじめた。 本書『なぜ日本人はとりあえず謝るのか』は、日本独特の「世間」というものを、「ゆるし」と「はずし」という側面から考察している。 世間からはずされないために、日本人はとりあえず謝る。世間からゆるしてもらう。 とくに、犯罪をおかしたとき、この「ゆるし」と「はずし」が極端なかたちであらわれる。 “日本では年間一六四万人ほどが検察庁に受理されるが、じっさいに正式起訴されるのは一二万人とわずかその七%程度”であり、ほとんどが「ゆるし」てもらえる。 謝ることで、「まあ、ゆるしてやろうか」となるのだ。 たとえばホリエモン。“「きわめて異例の」懲役二年六カ月の
元ハリウッドスターで何かとお騒がせな、チャーリー・シーンさんが2011年3月2日にミニブログ「ツイッター」を始めた。すると、たった1日で120万人ものフォロアーが付いた。 チャーリーさんの自己紹介欄には「失業者であり勝利者」などと書かれている。映画やテレビの世界から離れているのに、どうしてこんなにフォロアーが付いたのか。11年2月27日朝にアメリカで放送された記者会見が、あまりにもショッキングで、その続きが知りたかったからではないか、と想像する映画評論家もいる。 現在「無職」で「勝利者」とツイッターで自己紹介 ハリウッドスター・マーティン・シーンさんの息子として1965年にニューヨークで生まれた。9歳の頃から子役として映画などに出演。その後80年代の「プラトーン」「ウォール街」の大ヒットでトップスターの仲間入りを果たす。しかし、ドラッグ中毒、SEX中毒、暴力沙汰を繰り返し、90年代半ばに映
先週の金曜日、飲み会帰りのタクシーで60歳くらいの運転手さんと、熊本の3歳の女の子が20歳の大学生に命を奪われた事件の話になった。 「あれは親にも責任がありますよ。まだ3歳なんだから、親も目を離したらいかんですよ。トイレに行かせるのだって、ちゃんと遠くからでも見ておかないと」 大概の場合、僕はこういうときに「そうですねえ」とか曖昧に頷いてやり過ごしてしまうのだけれど、お酒が入っていたこともあり、「そんなふうに常に見張っておけっていうのはおかしいし、どんな親にだって、『ちょっと油断してしまう瞬間』はあると思います。それで責めるのはあんまりでしょう」と反論して、車内はやや気まずい空気になってしまった。 「人生の先輩」として、「そういうときでも、ちゃんと見ているのが親ってもんでしょう?」というのは、確かに「正論」のようにも思えるけれど、僕はそこまで完璧に自分の子どもを見張っておくことができるだろ
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