≪ チベット仏教、歓喜仏・忿怒尊 ≫ 合体仏、和合仏、タントラ教 父母仏立像に初めて遭遇して、チベット仏教を調べる、、 2010年02月 チベットと言えば、ダライ・ラマ、、ラマ教、、辺境の聖地、、程度の知識しか持ち合わせていなかった。 中国の侵略に抗して、1959年のダライ・ラマ14世のインドへの亡命、亡命政府の樹立と、、、 民族独立・自治の問題としての情報が伝わり、中国に対して悪いイメージを抱きはするが、 チベット文化に対しては、、大して興味はなかった。 忿怒相(ふんぬ)の黒いダーキニー立像の彫刻としての魅力を知ったのが、、転機となり 対象を真剣に見るようになったのだが、、、ありふれた多面多臂の仏像だと思っていたのが 精巧な和合仏である事に気が付いた。 チベットは、辺境の地、、その宗教も、巡礼の五体投地(チャクツル)に代表される純真素朴な仏教と思い込んでいたので、、 男女合体仏なんて思い