「癒やし系」として人気のカピバラが水中を泳ぐ姿を7月末、長崎バイオパーク(長崎県西海市)が全国で初めて公開する。 37頭と日本一の飼育数を誇る同パークは「カピバラの聖地」と呼ばれ、首都圏からのツアーも組まれるほど。2頭がその日に備えて水槽の中を泳ぎ回っている。 カピバラは世界最大のネズミ目で体長1〜1・3メートル、体重50キロ前後。南アメリカ東部などの沼や湿地帯に生息し、泳ぎは得意という。 約4年前、大手玩具メーカーがキャラクター商品を売り出して人気に火が付いた。同パークは25頭を放し飼いにし、来園者は自由に触れることができる。 旅行会社のJTBは今月末、1泊2日のツアーを企画。関東や関西から訪れる約25人がエサやり体験などを楽しむ。